のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

紅生姜のその後とただいまとおかえり

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先日の梅仕事の最後に、赤紫蘇の梅酢に新生姜を漬けて紅生姜を作ったんですよね。当時は引っ越し準備と同時並行、身体も痛めていて、もちろん暑いし、梅仕事がひと段落してもうひと頑張り!と生姜をスライスしていたら、思ったよりも干すスペースが必要だとわかり、竹ざるも干しかごももうまた全部使うんかい!めんどくせぇ!もう絶対やんねー!と思いながら、半ばヤケクソで作ったんです。それがこれ。

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千切りにして焼きそばの上に乗っけました。

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食べてびっくり、梅の味と赤紫蘇、新生姜の味が、時間差で刺激として現れるんだけど、癖になる美味しさ。あぁ、あの夏のもう絶対やんねー!は撤回いたします、またやります、美味しいもん、なお話でした。

ちなみにご近所さんに引っ越しのご挨拶にいったところ、使わなくなった干しかご(私が持っているより大きいやつ)を頂きまして、しかもちゃんと保管されているもので、もう来年は1週間かけなくても良さそうです。素敵マダムー!

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これに合うサイズの竹ざるを探しにまた合羽橋に行くのだろう。竹ざるがあるだけで作業効率が爆上がりなんです。

そんな訳で、梅仕事の後の紅生姜は正解なので、赤紫蘇梅干しバージョンも作るってことになったし、今年は8キロで作ったので、来年は赤紫蘇の扱いを上手にすることと、10キロにすればもはや農家に注文で宅配して貰えば良いのでは?と考え中。

そして、話は変わり、久しぶりに愛のある演奏会を聴きに行き、その人の歴史や考えやフレージングのセンスには、優秀って表現では表せない、結局出来る人って何でもできる感性があるんだなっていう納得感と、この人だから出来ることっていうオンリーな部分と、これを秘めながら何年も色んな音楽を聴いてきたことや、今までの想いを想像すると、もうとんでもなく感動した訳で、凄い、偉い、ほんと頑張った、と目上の人に向かってハグしたくなる気持ちになり、人生で初めてスタンディングオベーションしちゃったね。人生色んなことがあっても腐らず、心を忘れずちゃんとやれるってことを証明した彼女のフルートは、上手とか下手とか上手く行ったとか失敗したとか、若い頃なら指が回ったとか楽器がどうこうとか(いや、もちろん専門的に細かいこと言うとあるし、本人が1番わかってると思うので本人が話し始めたら話そうレベルの話で、楽器の使いこなし方もユニークでとてもよかったから)そういうことが全くもってくだらなく感じるくらいの、今までの数々の努力を労いたいし、おかえりなさい、って言いたいしっていう気持ちが溢れてきました。本当にお疲れ様でした。おかえりなさい!