のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

有酸素運動と世界のステップ

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有酸素運動といって一番最初に思い浮かぶのはランニングなのだが、エアロビクスはランニングより難易度が高い。あくまで私個人の話だが、ランニングの良さは頭を空っぽにすることで、ギャーっていう時期に行う運動としては脳の負荷が軽く考えることに集中してしまい涙が出てきてしまうことが多いのでいつも困っていた。運動したいのに出来ない、わかっているのにコントロール出来ない。そんな時にどうすればいいか色々考えたり試したりして来たのだが、リズムに乗って体を動かせばいいのでは?と思い、教室に通っている。エアロビクスは有酸素運動をしながら新しいことを覚えていく手法でやってみてびっくり、効果はそれだけじゃなかった。最初のうちは利き手側は簡単で逆方向は難しく、思ったように体が動かないのだが、練習しているうちに体の構成を理解してきて、といっても訓練は欠かせないのだが、無意識のうちにどれだけバランスが悪くなっているかを認知できるいい機会だと思う。また、ステップを覚えることと手を動かすことが脳に負荷をかけるので主観的には面白い感覚になるし客観的には考えと実行の差を理解し修正していく作業が出来るのでとても楽しい。難しく感じるのは酸素を取り込み動きながら複数のことを記憶するためだ。大抵の場合基本的な動作はマーチやマンボ、チャチャチャと言ったようなステップのリズムがあって、難易度も先生が調節してくれている。現実的にはあまりにも不恰好な自分の姿を見るまでにはもう少し時間はかかりそうだが、いつもと違う感覚を味わいながら何をやっているか考えるのもいいじゃないかと思う。

ところで、好きな音楽はある?と聞かれて回答に困るのは嫌いな音楽の方から話す方が早いからであるが、ダンスとなるとサルサが好きだ。音楽がかかったら踊ろう、という文化が日本にはないから恥ずかしがる人が多くて、誘ってみても断られることが多い。いや、私だって出来るわけじゃないけどそれなりにやりたいことってあるじゃん?芸術の身体表現を育むなら体育と音楽を一緒にした方がいいし、それこそ体育の授業で1つの創作ダンスの単元を何回もやるっていうかったるいことするんじゃなくて世界のダンスのステップを満遍なく習得した方が応用が利くんじゃないかと思う。もちろん、忍耐力や協調性が必要なことも理解出来るが、習得後でも遅くないのではないか。考え方は国や地方自治体の教育方針、学校に依存するかもしれないね。ダンスの起源や音楽の起源まで触れられたらもっと授業も楽しいかもなと思う。子供にだって好き嫌い、合う合わないくらいはなんとなく理解は出来るものだと思うよ。ちなみに私は中学生の頃1970年代、1980年代のソウルやブラックミュージックでリズム感を養った。

そういえば、昔の私と今の私の大きな違いといえば、まず1番に、そんなことやってないで、と言われなくなったことだ。むしろやってみたことを話すとちゃんと聞いてもらえること。それがいかに大きな喜びかわかる人、多分いるよね?通訳すると、周りにとっては遠回りかもしれないけれども、本人にとっては必要なことで決して遠回りではないのだ。莫大な量だと理解した宿題を落ち着いてやろうとしているだけなのである。お陰で私はこんなにも幸せを感じられるのだ。

朝ごはん

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昼はパスタ、夜はリクエストの焼肉。