のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

同じ言語も場所が違うと意味変わる

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ここ2週間、どこに行っても、はぁ、結局母数だよねぇ、という結論になってしまうのだ。ここでいう母数とは、ある集団(母集団)の特性のことである。つか、日常生活で統計を使いこなしている人ってどれくらいいるの?って思って調べたらパラメーターは統計学と数学で意味が違うじゃないか。同じ言語でも居場所が違うだけで意味(使い方)も変わるあるあるだ。

んで、初めの方はパラメーターがわかるはずもなく、もちろん報道されるはずもなく、時間の流れの方がデータの統合よりも速いから、パラメーターさえまともに当たりをつけられない無理なシステムで標本とったところで、大体体調不良から感染率が何パーセントくらいかを割り出せる程度のものじゃないかと。なので母集団を拡大していけば母数も割り出しやすくなるから、その感染率が潜在的にどれくらいなのかっていうことも、いたちごっこ的なフェーズの中でデータの精査を更新してなんとか数字を割り出そうよっていう状態であったので、状況と仮説検証が正しく行われることが前提であるならば、とりあえず都民は最大限の3密ではどれくらいかになるのかの統計をとれれば知見になるし経済の回し方も考えられるよねっていう話なのであって、それを色々同時に一緒くたにかつ時系列や流れもごちゃごちゃしているから混乱している(ように見える)のではないだろうか?

旅行に行きましょうキャンペーンは通常時の生活習慣での割り出しが難しくなること、違うデータが出て来てしまう確率が高くなってしまうので、始めるなら最低限どうすれば良いかを割り出してからにして欲しいわーってなところが今後の落とし所になっていくという流れに変わって来ている感じ。

まぁ、ひっ迫している経済を回復させようとブラック企業さながらの無茶振りに耐える都政も不憫に思える瞬間もある。