のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

必要なのは探そうという意志

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花粉で目がおかしくなって来た。段取りのための下準備も出来た、環境を整えることも今月中にはゴールが見えそう、他のこともちゃんと組み込めるようなスケジュール作りで何年も放ったらかしにしてきた問題に取り組めそうなところまでやっときたのだ。感謝の気持ち。

家庭に入ると視野が狭くなるっていう件だけど、人のことばっかりやってきた人生においては、初めて自分のことを考える時間が作れるようになるのだ。お肌のお手入れ、食事の管理、運動など、基本的な健康に対する取り組みを難なくクリアしてきた人には問題にさえならないことかもしれないが、私の場合はそれを全て捨ててやって来たようなところがあるから、まず自分の幸せ、そして人の幸せっていう順序の大切さを理解出来ずに過ごして来たのだ。もし人の運命を変えてしまうなら自分のリスクヘッジさえ許されないってことも多くてそれが当たり前だと思っていて、それが正しい人生の過ごし方で、極論自分の命は惜しくない、とにかく人のために生きるのが自分の人生でそれがきっと幸せなのだって思ってきたところがあったけど、結局人のためにどんだけボロボロになっても困った時に誰も助けてくれる訳じゃないってわかった時に、自分をどうやったら大切に出来るんだろうっていう疑問が大きくなってきて、そのためには置いてきぼりにしてきた問題をちゃんと拾って解決していくことはとても重要になってきたのだ。

そのためには自分の感情=正義感とか正しさじゃなくて、好きとか嫌いとかやりたいかやりたくないかとかそういう「自分の」感情を自分で受け取る必要が出てくるのだ。それに蓋をすることがものすごい損失を生んでいることになぜ気が付かなかったのか。いや、気付いたらもう手遅れなんじゃないかって認めてしまうのは自分の人生を否定するようでただ辛かったのだ。

けど、それを否定されずに生きていける環境っていうのが実際は存在していて、それを見つけることに注力すれば見つかるってことを実証出来たから、暫定的ではあるがおそらくこれが今の私の正しさなんだと思う。

とりあえず、出来る限りスポンジのように吸収力が高い自分でいられるようにはしたいと思っている。