のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

技術と優先順位

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昨日主人とチーム戦のすごろくゲームをしていて、相手チームを踏むとコインがもらえるっていうルールだったんだけど、プログラムのキャラクターに踏まれまくってしまい、私は人を踏むのが大嫌いだから避けようとしたら主人に、これはゲームだから勝たないと意味がないんだよって言われて、プログラムが私を踏む理由も理解したし、けど私は出来るなら人を踏まなくても勝てる方法を使いたいし、いやむしろそのやり方で勝って何か嬉しいことでもあるのか?とか考えて一気にゲームの向いてなさを露呈したよね。

ゲームの勝ち負けさえルールが気になってしまうんだから、その流れからすると現実世界でも気になるのは多分普通だし、社会貢献と経営の関係性のバランスをうまくとるのはむしろ企業努力と経営技術のような気がして仕方ない。今までのようなやり方が通用しない時代に突入して生き残っていく人たちがどんな人達なのか、私にはもうわかってしまったし、それが今まで社会を動かしてきた人と違う人、となると教育と欲しい人材のミスマッチがこれからもっと沢山起こるだろう。そうなった時に手腕を発揮するのは、、、もうわかるよね?そうなった場合、その人達に負担が多くかかるから、フォロー体制と技術の選択肢と人数を増やすことを高い優先順位で考えていく必要があるよね。

ところで、ハロウィンの対策に区の税金が使われる渋谷区を見ていて、渋谷区民の理不尽さは言葉に出来ないものがあると思った。才能を伸ばす教育を推進したい区が自分たちの区に税金を払ってない人間のために対策をするなんてことを集まっている人間達は理解しているのだろうかは疑問に思うこの騒動。結局ニュースの価値も今後変わってくる話で、あったことを垂れ流してそれを寄ってたかって叩き潰すような文句を言う話には既に飽き飽きしていて、それに時間をダラダラ使っているのを観ることが苦痛だよね。ニュースも政治も、もちろんわかってやってるんだろうけどGDP下げて何が楽しいんだろう?って普通の日本人は思うと思うけどね。

こんな時いつも思い出すのは北京大学で演奏した時のことだ。ちょうどフリーチベットが叫ばれていたあの時期に、日本から出る時からチベットのことを話したら捕まるから絶対に言うなと言われて中国に向かったこと、恐ろしくてたまらなかったこと。大学内を歩くと検閲で黒塗りのポスターを目の当たりにし、研究が行われる大学でさえ、情報を見ることさえ許されないことを知りショックを隠せなかったことも、本番に使うと言われて見せられた動画にショッキングな映像が入っていてみんなでギャーと叫んでそれを差し替えるために反対して差し替えてもらったこと。ちょうど私は多忙を極めていて昼夜問わず仕事に追われていた時期で体重も劇的に増加していたし、仮眠と仕事を交互にやっていたこと、中国は2回目だったので葛湯や胃腸薬、トイレットペーパー、コーヒーのドリッパーを一式持って行ったこと、ホテルのワッフルは美味しかったこと、ぐったりしていたのに白酒で乾杯して周りに心配されたり、北京ダックに砂糖をつけて食べると美味しいよ、と現地の人に教えてもらったこと。ちなみに1回目の中国は10泊の演奏ツアーで水道水で歯を磨いたらお腹を壊したり、20代の初めは過労で突発性難聴3回。もうなにそれ?仕事は断らないものだと教えられてきたけど普通に無理じゃん、もうそこまでして音楽の仕事するのも馬鹿らしくなっちゃってほとんどやめちゃった。今考えると、体力があったから出来た話、以外の理由は全く考えられないくらいめっちゃくちゃだったし、バブル時代終わって就職難でどうたらって叫ばれている時期。今の私ならその仕事自分でやらずに3〜4分割して後輩に渡すと思うわ。

思い出すときりがないこと沢山あるので、またそのうちね、のネタばかりだが、とりあえず社会がどうとか国はどうとかはさておき、何をどうやったら解決していけるのかを提案又はインフォメーションする方向性が教育に根付いて行ったらいいよねーと思う今日この頃。

晩ごはん

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