のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

縁は代えられない財産

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現在の日本ではかかりつけ医を見つけて初動はかかりつけ医のところに行きましょう、ということになっている。大学病院や大きな総合病院の待ち時間や、医師全体の過剰労働を軽減していくためだ。医者には公共性といって、真っ当な理由がない限り、診察、治療を断ることが出来ないという決まりがあり、それが裏目に出ている場面も少なくない。結果的に過剰労働を生み出す原因でもあるのだ。

定住するならかかりつけ医はやっぱりいた方がいいよね、と私はもちろん思う。かかりつけ医は一番最初に相談する相手であるから、自分の生活やプライベートなところまで話せるくらい心の距離が近い、または価値観が似ている状態が好ましいと現在は考える。人にプライベートを話す必要性を感じない生活をしていた過去があるし、患者の待ち時間や医者の持ち時間の問題もあるから、どこまで医者に話すべきなのか?知る必要あるのはどれ?と考えていた部分もあったり、逆に説明しようとすると長くなるから言わないこともあった。

けどよく考えてもみれば、相性がよい人を見つけるのって医者に限定しなくても難しいのだから、母数を減らして医者に限定した場合は、もっと確率が低いのではないか?そもそも、私は相性というものを信じていなかったし、知性は相性を凌駕すると思っていたので、それなりに努力はしてきたのだけど、上手くいかないことは現実には多かった。違和感ばかりで理解出来ないけど、きっとどこかに合う人がいるよね?真実はどこにあるの?

その価値観が変わったのは相性が良い医者に出会った時だった。知性と相性の両立を認めざるを得なくなったし、相手も諦めない。自分の何が原因で相性が良い医者を探せなかったのかもわかった。人それぞれだとは思うのだが、私の場合は薬が嫌いだし、集中している時期は特に精神状態を自分で疑うことがよくあるから、普段の私と集中している時の私を知っていることが必要で、そしてその状態を論理的に判断出来る、消去法で対応出来る人を探せばよいと言うことだ。お手本が1人見つかると2人目からは紐付けで論理展開出来るから、初動の時間も、3分の1以下になった。新しい世界、こんにちは!

ちなみに、今回の検査結果は良好、よかった。検査自体は年1でよいかと聞いたら、病院は今回みたいな感じで来ればいいんだよ、とのことだった。おかしいな?と思ったら遠慮しないでおいでってことなんだね。教えてくれてありがとう。今関わっている人には関係のない、ある過去のトピックで配慮に困って黙った私に、先生は遠いんだねと優しい言葉。私が知りたいことについては大体理解出来たし、かかりつけの本質もちゃんと理解出来た。人との出会いって究極で、結局は縁なのかもね?

朝ごはん

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晩ごはん

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