のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

調整と調和、春は、あけぼの

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春キャベツの値段が下がってきてやっと野菜生活。冬は小松菜に助けられてひたすら鉄分を摂取したように思います。

寒いとどうしても生野菜を食べるより、煮たり焼いたりになりがちで、もちろん冷凍している野菜たちに助けられることも多かったのですが、ひたすらキャベツを千切りにして生で食べるっていうことが出来、必要な栄養素や水分が野菜から補給出来る幸せ、春は、あけぼの。

早起きした朝は、一息つきながら花粉が飛ぶ前に窓を開けて空気を入れ替え、太陽を浴びる。ちょっぴり寒いけれど清々しさが心地よい。久しぶりのカフェイン入りのコーヒー。頭の中には"空と君とのあいだに"が流れる。

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その間、ホワイトデーのお菓子をもらったり食べたり、体調の悪さが短期と長期のピークが同時に来たみたいでいやー、参った、朝のストレッチもサボり、お昼もひたすら眠り、夜も眠り、結局1ヶ月のトータル睡眠時間を調整するためにひたすら眠り食べる→太る、だったのがまぁ辛かった。疲れやすい、だから体力作り、とまぁちょっとずつやっているにも関わらず、どうしても自分の身体の必要睡眠時間と実際の睡眠時間とには乖離があり、その調整をしないと体の調子が戻らない、というアンバランスさに、"体力や精神力でカバー"、はリアルに通用せず、(今年40歳になりますから)調整は更に本格的です。コロナ禍で倒れて専門家と関わり、より真剣に考えるようになったかもしれません。

私の感覚だと、無理が効くのは35歳まで、ただし健康状態が良好な人に限る、(というのは例えば見た目とか眠れないとかだけでなく、血液検査の結果などを含めたもともとの身体の作りが頑丈な人)であって、遺伝や体質で身体の個性は本当に様々です。自分の身体の弱い部分や個性は早いうちから観察して知っておき、対策をした方がいいというのが持論。若いとお互いに気付きにくいのが難点。話し合える友人はいた方が良い。そして本来はそこで周りの協力を得られるような職場の環境作りをするのが(そのための産業医)かと考えられますが、個人事業主や親が太くない場合は難易度が高いです。私たちの年代だとそれも体感でわかってきます。精神科の先生は、そういう部分を言語化出来る能力が非常に高いので、一気に困りごとが解決していきます。(こればっかりは個人的に精神科をお勧めできる大きな理由でもあります。そういう先生に出会えると人生変わります。紹介してくださる先生に出会えるかどうかでも人生変わります。)わかる人とは分かり合えるので根性論なんてもっての外ですが、35歳までには健康診断で異常がある場合は自覚症状が出ないうちから通院して対策をしておくことも必要なことの1つと考えられます。それまでにかかりつけの病院を探すのです。義務教育や親御さん、周りの方々はそういう事を出来るように若い方々に是非教えてあげて欲しいと思います。ただね、実際上京して働きながらかかりつけ医を探すって言うのは至難の業、自分に合った先生を探すためにお金はどんどん減っていくし、時間も取られます。歯なんて虫歯で痛くなってからしか行かなかったし。働きながらそんなこと出来ますか?と過去の自分に問いを投げると、そんな事難し過ぎる!でした。なので、結婚して一旦専業主婦になってひたすら駆けずり回って(ネットの口コミなんてものはただの答え合わせ程度の重要度であって、それが本当かどうかなんて行ってみないとわからない、出身大学や薬の処方の仕方やヒアリング能力、説明能力や自分の経過観察の能力、それを先生に伝える自分の言語能力まで必要、治療の技術は結局試してみないとわからないものです)身体のケアもするために、どうやって生きていくのかが1つの大きな課題になって来ます。私はある意味自分自身で社会的実験をして来て、(それだってn=1なのだけれども、)実は患者側にも技術が必要なことも理解して来たし、日本の健康保険は本当にありがたいことで、これを変えずに国益を上げていくには、という角度から物事を見ることもとても大切なことだと思っています。ナイチンゲールの犠牲なき献身こそ真の奉仕、これが実現出来る社会を目指していくためにどうすれば良いのかもっと最適解があるはずだと私は思っています。自己犠牲が美学なんてやっている間はまだまだ昭和です。平等と公平も違うし。一旦美学を勉強し直す必要があるかもしれませんね。

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主人が晩ごはんを作ってくれました。鮭のホイル焼きが私よりも上手。何かと焼き加減が繊細なのがいつも感心するところです。目玉焼きやお肉の焼き加減は私よりもちゃんとしてる。すごー。