のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

家事は共倒れ防止策の礎?

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テレビで名も無き家事についてのトピックがあった。家事というのは名がない家事が多いとのこと。言っていることは理解出来る。

食事に関して言うなら、食事をするために必要なのは献立、買い物、調理、配膳、盛り付け、食べる、食器を片付ける、洗う、テーブルを拭く、台所を整理する、歯を磨く、衛生管理などである。その個別のルーティンが家庭によって毎食か1日に1回か、週1回か、月1回か違っている。因数分解すれば自ずと答えは導かれるかもしれないが、ルーティンの間隔が長いものは、やっている本人でさえ見えにくいものもある。なので、因数分解を初めてする人に対して、答えは2だから、と言って求めている解をそつなく出せるかどうかは疑問である。だって、やってわかったけど教科書も研修も正解もないもん。なので、家庭教育のスキルは学校教育と社員教育で得られるスキルとは別物である、というのが私の見解であるし、社会が厳しいのを理解している親達は、大人になって苦労の意味を理解する頃に自分の子供たちが絶望しないように学校教育から社員教育までのスキルを磨くことを応援するのは何らおかしいことではないと思う。

しかし問題は、家族として同居してからである。一人暮らしをしていたとしても、両方新入社員と同じだとしたら?そこに面倒を見てくれる指導者はいるのか?情報をどこから得るのが良いかをどうやって検討するの?といったところから始まる。私は自分で見つけていくのが好きなのでそこまでの苦ではないが、少なくとも気合いと動機と試行錯誤する時間は必要である。

先ほどの食事のウェイトも、面倒臭さとかかる時間を含めて数値にすると、個人レベルと家族レベルで数字が変わる。

個人ズボラレベルを100とすると献立10、買い物30、調理5、配膳0、盛り付け0、食べる30、食器を片付ける5、洗う5、テーブルを拭く5、台所を整理する0、歯を磨く5、衛生管理5といった感じだ。

これが家族レベルになると献立30、買い物50、調理45、配膳5、盛り付け5、食べる10、食器を片付ける10、洗う10、テーブルを拭く5、台所を整理する5、歯を磨く5、衛生管理10で190になる。多分子供がいたらもっとだ。んで、これが100にならない、または200を超すことがあるとトラブる訳だ。

ということは、夫婦、2人の場合で食事担当が140から150あたりならもう片方は40〜50を担当すれば、キャパオーバーせずに済むと思う。共働きだともう少し100に近付ける方が良いかと思うので60〜70もしくは食事は40で残りの30を別の家事や長所でフォローしていくのかな?配膳5と買い物20、食べる10、食器の片付け5、テーブルを拭く5、歯を磨く5で50なので、いい感じなのでどう?みたいな。子供が増えるともっとやることも増えるから、300になって、それを圧縮する作業も必要になってくるよね。もし、夫婦でそういう話が出来ると、将来の関係性もよさそう。因数分解の件をぶり返すようだけど、家事やってる本人さえ試行錯誤してるんだもん、相手が同じようにやるなんてもっと無理かもなぁと思うし、2人とも忙しくなった時に共倒れしないようにするのは至難の技だとも思う。周りが超人に見えるのはそういうところかも。

だから、毎日それなりに色々あるけど、一緒にいるっていいねってお互い大切にしながら生きていけたらいいよねー。以上、名も無き家事を見て思ったことでした。

朝ごはん。

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お弁当。

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晩ごはん

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