のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

順序を追った時短術

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料理の1番の難しさとめんどくささは、1日に納期が3回あるということだ。しかもズレても高々3時間。こう考えると人間の腹の虫は本来とっても規則正しいと言えるかもしれない。

冷蔵庫と冷凍庫の備蓄は買い物を減らすための大きな時短道具。しかし実際は備蓄するからこそ野菜の鮮度に振り回されるし、仕込みや野菜の冷凍保存にはまとまった時間も必要だった。まとまった時間だって、ただ時間があればいいだけでなく、仕込み調理や仕分けに体力と気力が必要だ。思ってるより面倒だから実際は途中休憩だってしたい。

冷凍も出来るものと出来ないものもあり、買う食材を間違えると食材が無駄になることもちらほら。そんな時、長期継続のしんどさも相まって料理は私に向いてないんだ。とよく自分にがっくりしていたものだ。

はて?本当にそうなのか?そもそも、冷蔵庫に入れて長持ちさせるための方法を知っているか?そして使う量とタイミングに無理はないか?それ以前に冷蔵庫と冷凍庫を使いこなせているのか?使いこなせているかどうかを確認してみたか?この疑問を解決するためには、まず冷凍庫を使わずに日々を過ごすことから始めた。当たり前に出来ている世の中のみなさんには、え?バカなの?と思うようなことでしょう。そうなんです、私はそもそも全体的に家事が苦手である。なので感情面でのアプローチは困難が多いと悟り、原因の切り分けから地道に始めた。

日々の食材を買いすぎていないか、食べる量と買う量のバランスは取れているか?慣れてくると少しずつ野菜の保存方法にも気が行くようになる。本来冷蔵庫とは、冷やすためだけでなく、保存をするための電気機器だ。野菜の保存ができるようになると、毎日安定して野菜を食卓に並べることができるようになってくる。余った野菜を使う方法もわかってくる。ここまで来てやっと冷蔵庫の使い方をマスターするのだ。そうすると、まず最初に起こることは、備蓄があるから外食が減る。外に出るより作る方が楽になる。あー、これこれ、わたしが求めていたところ。

保存技術と献立を本来の意味で欲するのはまさにこのタイミングである。ここで、はたと気が付く。毎日こんなことやってたら自分の時間がない。やることは料理だけじゃないのよ私の人生、とね。

更なる時短を目指すと、冷凍保存と乾物を自由自在に扱えるスキルを身に付けるとよいことに気が付く。お弁当にも使える。

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乾物を備蓄しておくと、ローカロリーでしばらくの食事のおかず1品に困らない。最悪、あぁもうめんどくせーってなったピンチの時でもご飯と乾物だけでもご飯が食べられる。ただ、好みの問題がある。私は性質上食べられないものは生肉と生牡蠣のようなものくらいだが、食べられるものでも好き嫌いは普通にある。昔バセドウ病だったので、心理的に海藻類を食べられなくなったこともある。簡単に言うとややこしいのだ。けどややこしい奴って現代社会ではどんな場面でも面倒がられるでしょ?だから別に特別言わないだけなのである。

乾物は同じような味になりやすい、と思う。私の主観だが、洋食を食べ慣れているとよく思うのではないだろうか?恐らく脂質の量と旨味の質が違うのだ。動物性タンパク質と植物性タンパク質の違いもあるのか?油揚げなんて小さな頃大嫌いだったが、最近おいしいと感じるようになった。なので、ひじきの煮物も切り干し大根の煮物も、お肉を入れずに油揚げにするようになった。ちなみに私のこれからの課題は酢の物である。

朝ごはん

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お弁当

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晩ご飯は久し振りにパンを食べた。あんなに好きだったのに、美味しいのに。なんか胃もたれする。パンのカロリーって見た目より多いかも?