のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

宝庫と記憶

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近所の図書館に利用者登録をしてきたことを主人に話すと、私が1番行きそうな宝庫なのに今まで行ってなかった方がおかしいからよかったね。と言われた。1番本を読んだのは小中学時代で学校の図書館以外にも週末には市立の図書館に行っていたが、いつの頃からか縁遠くなってしまった。上京してからも落ち着かない日々が続いたし、自分が定住出来るかわからなかったし、仕事をしているといつも移動ばかりで、自分の住んでいる地域の公的施設を利用することを選択肢の中に入れたこともなかった。

今日利用して思ったのは1回に15冊借りられるから便利であることこの上ない。1日3冊〜4冊読んでも4、5日持つ。といっても昔みたいに全部読むわけじゃなくて、必要なところだけ読むこともあるので、とにかく借りられる冊数が多いのは幸せすぎる。

そしてスーパーに行って値下げされている〆さばを物色していたら真面目そうで頭の良さそうな隣の男性に話しかけられた。近所のスーパーで男性に名前を呼ばれるシュチュエーションは上京してから一度もない。スーパー行かなかったし。しかも、私が刺身コーナーを物色している確率があまりにも低すぎる。これから奥さんもくる、とのことだったが記憶を巡らせても話していてもイマイチ誰だか思い出せず、どうやって誰かを確認すればいいのか、せめてどこで会ったのかが思い出せたら、と自分の失礼さに申し訳ない感満載。テンパりすぎてちぐはぐになった。一旦主人の所に行き主人の友達か聞いてみたが、主人は違うとのこと、いよいよ消去法でハッと思い出した。今なら間に合うから行っておいで、とへこたれている私は主人に背中を押されて奥様のところへ行ってさっきはごめんね、と話しかけに行ったのだ。高校時代は関わりがなかったけれど、近所のダイニングバーで出会った高校の後輩と、そこで出会ってご結婚された奥様であった。おそらく7、8年ぶりの再会である。久しぶりに奥様ともお話出来たし2人に主人も紹介できた。話しかけてくれてマジでありがとう。大丈夫、ちゃんと思い出したし近所だし、もう忘れないと思う。