のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

経験値から来る直感

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人が何を思いどう考えているかなんて、話してみないとわからないこと。話してもわからないこともよくあること。そもそも、どう考えているか聞いて返ってくる場合、そのトピックについて興味関心を持っている、または持っていた瞬間があった訳だし、現実的には本音を言わない可能性もある訳で。大概の場合、人に質問されたことがないトピックについては考えたことがないって言うのは至って自然な事なんだと思う。そうなった場合、質問する力というのは非常に重要であるし、理解しようという気持ちも同じくらい重要なんだと思う。

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分かり合えるとか分かり合えないとか、言ってわかるとか言ってもわからないとか言わなくてもわかるとか、もう言語や情報ってそもそもなんなんでしょう。理解したから行動できる訳でもなければ、見たからってわかる訳でもない。自分の頭の中をどう表現していくか、そしてそれを見せるか見せないか、その表現を受け取る側はどう受け取るのか。たまに言語や他の表現さえあてにならない時すらあって自分は何を信じればいいんだろうって思うけれども、そんな時には経験値から来る直感しかないのだ。しかし、そんな時、寂しくて悲しくなったりもして、直感の発動と同時に知識と少しだけのウィットを欲してしまうのだ。もう非生産的な批判にはいい加減うんざりだ。老眼になる前に、目が疲れて読めなくなる前に、って思っちゃうからまた寂しくて、小さく笑うんだ。