のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

植物と心の余裕度

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驚きとは好奇心の入り口?驚くってなんだろう。予定調和を崩すこと?そこから生まれるのは恐怖じゃなくて好奇心?

先日、理系飲み会で話をしていた時に、みんなそれぞれ植物を育てていることがわかった。いや、植物を育てるのってそんなに簡単じゃないから、みんなやってるのを知った時に結構びっくりしたんだよね。しかもみんな種からってところで爆笑。みんなやってるってことはやることが自然なことな訳でしょ?食べられるものを育てていて食卓に乗っかるっていうのが当たり前な人たち。確かに、みんなやってる、っていう言葉は日本では安心材料になるかもしれないけど、だからこそ、おぉぉ、和むっていう感情も起こるわけで。なんかそういう話出来る人もいなかったなーってなった時に、企画してよかったわって思うんだよね。

私は飲み会やら会自体も誘われるより企画したり誘う側が多いから、自分が動かない限りは何も起こらない。黙っていても誰かが刺激を与えてくれるだろうっていう考えだと一生が腐ってしまうのだ。それなのに臆病だから誘えるまでにも時間もかかる。ノリで出来る歳ではないのだ。平穏な生活をしてみたいっていう望みだってもちろんあったわけだけど、平穏な生活を目指したってそれはそれなりに刺激があるわけで、その刺激が外的要因なのか、内的要因なのかで重要度、難易度や面白さも変わってくるし、心の余裕度問題は自分が色々経験した結果、軽視してはいけないなと思ったし、人は人のことを色々あるって認識するのは結構難しいんだなってわかったりで、世の中がもっと複雑化したけど面白味も増えたのかなって思う。

しんどい時に新たな話があると、受け入れることができても最適解を提供出来ないことも実際はあるから、ベストな自分で臨みたい場所があるって時はそれなりに余裕を持たせてもらうことを相手に話す環境があっても良いんじゃないかと思った。弱音は吐くな、強くないと戦えない、生き残れない。そんな社会で本当によいのか?時間的な問題ではなくて、心を占める割合の話が出来ないっていうのは全てが善人ではないかもしれないからある意味仕方のないことかもしれないけど、その状態って単なる適材不足と人手不足なんじゃないかと思ってしまったりするのだけれども。少子化問題の深刻さとは単純な労働人口の問題よりも、心の余裕度に直結していく話なのかもね。