のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

朝からコーヒーぶちまけた

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女性活躍推進がされている世の中に逆行して、しばらく家庭に入った方がよい、とメンターにアドバイスを頂いたことも、今の生活をするきっかけの一つである。やっとその意味が少しずつわかって来た。一生食事を作り続けるのに食事のことについてちゃんと考える時間というのは、働いている場合今よりうんと少ないものだったのだ。いざ献立を考えようとネットを調べても、豪勢で普段の食生活に適したレシピと献立を選んだり考えることが難しいこと、それが出来ても自分たちに合った生活スタイルを身につけるまでには思った以上の時間がかかるのだ。1年365日、その3食は1095食、20年で21900食。最低食事を作るのに1食1時間かけるとして21900時間、24時間換算で2.5年!!!!もっと長期の視点で見ると35歳から人生80年であと45年作るとして、49275時間、なんと24時間換算で5.6年。もしそれを1日8時間勤務の仕事にしたとしたら16.8年。あっという間に53歳だよ。激ムズ案件すぎない?食事に関する時間を1食1時間だとしてもだよ?現実的には、努力して調理時間を時短、結果的に1食の準備と食べる時間合わせて1時間にするのが1日3回というところか。もちろん、献立や買い物の時間を足すともっと時間がかかる。

驚愕の事実じゃないか。重要度が高すぎる。周りが超人か、もしくは私がポンコツか。これから80歳まで394200時間、日々の調理8%と食事の時間が8%で短く見積もっても人生の16%を占める要素になる。もっと言うと栄養面の観点、食事が睡眠や仕事に与える影響を鑑みると最低でも30%は超すだろう。子育てがあるともっとだ。閉口。ヤバない?不注意と動揺で朝から手元がぶれ、台所にコーヒーをぶちまけてしまったわ。

朝ごはん

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オクラとツナの和え物。味は麺つゆとわさびとごま油。納豆は結局食べなかった。

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先日仕込んだ鮭は半分に切って塩麹を塗り冷凍したもの。

ちなみに私は小麦粉大好き、バイトでもパンを作るくらいパン人間だったが、主人の主食はいつも譲らずコメである。パンが2食続くことはまずない。ほとんど主食としての認識がないのだ。いい食事のルーティンを作れてきたのはそのお陰のような気がしている。

この角度から考えると、遺伝子組み換え、残留農薬問題が解決出来ない限り、女性活躍政策は現実的に難しいと私は読んでしまうなぁ。複雑な気持ちだわ。