のんたんの独りゴト

丹野恵美子のブログです。フルートを吹いたり料理作ったりどっかいったりしている記録と、ごまめの歯ぎしりの記録です。

終戦と花粉と、やっぱり376/n

376/n

77回目の終戦記念日が終わりましたね。昔はよくわからなかった玉音放送の意味も口語訳で理解できる時代になりました。私は確か、、、中学生まで同居していた、亡くなった母方の祖父の印象が強く、晩ごはんがカレーの日は祖父は戦争に持って行ったフォークでカレーを食べ、満州で底なし沼にはまって助けてもらった話をメインに、肺結核になって肋骨を取った話とか、当時ぼんやりとしか理解出来なかった、理系でかつ市長の秘書をやっていたという、祖父の凄さに現在は唖然とする時があります。

今でこそ高等学校の進学率は高いけれど、当時の、大正生まれの祖父で、しかも現在でも私達の地区からは5%受験しか行けない進学校に行っていたことを考えると、、、言葉が出ません。祖母が亡くなった時に、祖父から祖母宛に送られてきた沢山の戦時中の手紙も一緒に焼きました。私は、、、記録の意味では残しておきたかったけれど、あくまで個人のラブレターですし、、、戦争の話は、色々ありすぎてあまりにも歯切れが悪くなりますね。

母方の話は同居していた分よく聞いていましたが、父方の祖父は私が生まれた時には亡くなっていたので家具を作っていたことしか知らないです。それ以外にははだしのゲンを読んで唖然としたことや、終戦直後に命からがら南樺太から北海道に逃げてきた人の話、卵は高級品だったと聞いたことくらいで、戦争を知らない子供の典型的なパターンですね。

平和教育についても大人になると考えさせられることが多いですよね。正義とは、正しさとは、、、国益とは、幸せとは、憲法とは、、、今でこそゴールデンカムイなどの漫画もありますが、歴史教育の認識1つ、それぞれの国の目線で書かれていることも多いですし、悪い事ばかりに目が行きがちですが、実際は良いこともあったりするし、その逆も然り、出て来る情報源がどこかや自分の偏りに気付く方法がもっと科学的に明確化されないと、思考の偏りは改善されないですから、、、でも実際は、知らない方が幸せなこともあるし、、、あぁ、もう頭ぐちゃぐちゃですよ。結局、答えはその時点の最適解しかないんです、多分。全員が全員全てを理解するなんて無理な話。ネットでさえ読める論文を読んで、「それ」について考えている人はどれくらいいるんだろうか?

(ちなみに今はどうなっているか知りませんが、私が卒業した当時の東京芸大の学部は卒業演奏会が論文のようなもので、論文を書くことはありませんでした。1番楽器が上手くなる時期ですから、それも致し方ないとは思っています。今思うのは社会人大学院枠で論文を書く仕組みがあればいいなぁと思っています。論文の書き方がわかれば、現役の大学院生の進学を邪魔せずに、フルート奏法以上に芸術を広い知見で論文を書ける、書く人が多くなるのではないだろうか。研究機関としての機能がより発展する気がします。)まぁ、私は大学とは何かわからないまま進学した馬鹿者でしたから、今だから言えるだけで、当時は何もわかりませんでした。

だから自分達はどうするかをよく考えどう行動するかということと、自分達の未来をどこに向けていくのがいいのかを真剣に考えていくのが答えかなと。

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ところで、皆さん忘れがちですが、この時期、めっちゃ花粉飛んでます。スギ花粉にはそんなに反応しない私ですが、イネとブタクサに翻弄されています。肌荒れと目頭のカッサカサと耳の後ろが痒くなってきたらそのサイン。でも、あまりにも忘れがちなので、毎年カレンダーに表示させることにしました。

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今はコロナとの切り分けをしないといけないからややこしい。ずっと売り切れだったIHADAが薬局に入荷されていたので、ひとまず安心かな。幼い頃、アトピー気管支喘息を持っていた私はアレルギー検査で腕に約50種類の液体をのせて、一つずつ針で刺していくっていう大泣き必須の検査をしましたが、(今はシートでやるようです)出たのはハウスダストっていう。ちなみに北海道は白樺花粉が主なので、今この状況は予想出来なかったのは当然である。

コロナもエアロゾルがほとんどだっていうことで換気が主な予防法ですが、花粉が飛んでいる時期に窓を開ける辛さとハウスダストの二律背反、全くため息も出ちゃいますが、そんな中でも両方酷くないのがまだ救いです。

落ち込んでいるわけではないけど、何かとスッキリしない話題になってしまいました。自分で言うのもなんだけど、

 

そんなときもあるーーーーー!!!!!

自分に優しくすることが他人に優しくできる秘訣ですね。